ニンゾダヌチのブログ

プレイしたゲームの簡易レポートみたいの書いてます。

テイルズオブアライズをクリアした感想

アライズクリアしますたーー。

まずはネタバレ無で。

まず評価は「概ね良かった」と思います。ストーリーについては熱い展開もたくさんありましたし、仲間たちとの関係が丁寧に描かれていました。王道の「最初はギスギス、後半は和気あいあいの仲間」。また恋愛関連が強く描かれていたのでそういう要素が好きな人は嬉しい作品。何より私はバトルシステムが好きでした。フィニッシャーがくどいと感じたこともありましたが、慣れると爽快でサクサク倒せるバトル。ToBに似ているけどToAriseのほうが好き。仲間と戦っている感が良い。テーマは重く、ノーマルモードもちょっと難しかったですがかなりお勧めの作品でした。ToBで辛い思いをしたみなさん、今作は笑顔で終われますよ!w ToZで残念な思いをした方、今作はシオンがちゃんとヒロインですよ!

悪かった所は後半のストーリーは何も考えないで聞いているとドンドン置いて行かれてしまうくらい難解。そんなに難しくない内容をグドグド説明されるので頭が混乱しますw。次にいくつかの登場人物の経歴というか過去の設定が曖昧と感じる。資料集とかで説明されているのかもしれませんが。。。次にテイルズといえばバトルの後の掛け合いが楽しいですが今作はそれがありません。その代わりに戦闘中にする会話が多く加えられていますし、スキットもToBよりも多かったように感じます。ただ「ちょろあまだぜ!!」とか聞いて見たかったな。

 

そんなこんなでラスダン前で一度積んでしまったゲームではあるのですが、戦闘システムは面白いし、ストーリーも粗はあるけど大変楽しめたので満足した作品でした。ゲーム実況も全編解禁されているのでやってみてはいかが。

 

以降はネタバレありで語ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

 

 

一部

めちゃめちゃ面白かった。正直不満点は無いと言ってもいいくらいに夢中にやっていた。各地のボスをドンドン倒せという目標もシンプルで分かりやすい。強いて言えば、ヴォルラーンの行動の意味が良く分からない。なんでシオンを拉致したのにテキトーな所に放置しておいたの?という疑問。キャラ達も色々考察した結果アルフェンの嫌がらせがしたかっただけという結論に至っていたがモヤモヤした。アルフェンが痛覚を取り戻してもなおシオンに触れるというシーンを作りたかったという気持ちは分かるし、なんなら私も見たいけど無理やりすぎると冷めてしまう。不満点はこれくらいで後は楽しめました。

メナンシア編のティオは最高にカッコイイ。ティオが一番好きなキャラ。

鉄仮面が段々剥がれていってアルフェンの記憶が戻っていくという設定もワクワクした。人種差別や人間の醜さというの描写もかなり容赦なく描かれていて妥協を感じないシーンばかりである。

リンウェルが裏切り枠だとばかり思っていたので本編を遊んでいるときは常に睨みをきかせていたが終わってみると、うちはサスケ並みの重い過去を持っていて辛いw。

ロウに関しては盛り上げ役で熱い男ではあったが、ジルファでも良かったんじゃないかなってちょっと思っちゃいます。ロウとリンウェルのカプを意識した結果ジルファが居なくなって考えちゃうw。今作はカプを意識しまくっているのでしょうがないか。。。個人的にはToVくらい仲間の間の絆には恋愛感情無いほうが好みではあるのでジルファと一緒に旅を出来たifルートを妄想してしまう。

シオンに関しては最近あるあるの「二人きりの時はデレデレ、誰かが居る時はツンツン」のツンデレでは無く、私が好きな「最初はツンツン、後半はデレデレ」のツンデレでありツンツン要素を後半は出来る限り排除した設定になっている。このコンセプトにした人はもっと賞賛されるべきである。シオンのツンツンの理由がそこらのラブコメとは事情が違うのラブコメと比較するのはお門違いではあるがやっぱりこのツンデレである。こっちのツンデレもっと流行れ!!!

キサラは偏見だが嫌われそうなキャラだな。私自身はむしろ好きだが、ティオハリムの前でヒスってしまったのでここで嫌悪感が出てしまうのではないかと思った。凛々しくて強い軍人女性キャラは好きです。キサラの演技も良かったです。常に凛々しい声を出すのではなく、戦闘中はかなりドスの聞いた濁った声を出すことがあるのだがそれが戦闘を本気でやっているという覚悟みたいなモノを感じる。酸いも甘いも啜ってきたキサラの人生を声から感じた。

ヴォルラーンの秘奥儀がToEのラスボスの技を意識していることでクッソ興奮。ヴォルラーン撃破後のOP2もワクワクが止まらず100点の神ゲーキタコレと思っていましたが、面白さの頂点はここでしたw。二部はややこしいです。

 

二部

まず強く感じたのは私はシオンとネウィリ(茨)の関係が良く分かりませんでした。いっそシオンは実はネウィリであるとしたほうが筋が通っているし、300年の時を越えてアルフェンとまた出会い、今度は助けることに成功するという話は熱いじゃあないですかw!なのでFF8のリノア=アルテミシア説じゃあないですけど、シオン=ネウィリ説を推していきます。ネウィリの子孫であると言われても茨は子供が出来ると継承されるのか?、また子供に茨が継承されてしまうと分かっていて子供をほしいと思うのか?だと疑問が絶えない。そもそも子供を茨ありの体で作れるのかという疑問に関してはシオンの時に初めて茨の触ったら痛いモードになったと考えると納得できますが、継承されるというのがなんとも腑に落ちない。

ヴォルラーンの最後の行動の意味が全く分からない。レナス=アルマを使ってシオンと共に茨を消滅させようとしていたと思ったら、レナス=アニマと共に自爆。ここで私は???となってしまった。ただの馬鹿なのだろうか???ヴォルラーンの正義がどこにも感じれなかったのでラストバトルのアルフェンとの一騎打ちは場面的には激熱であるはずなのにモヤモヤしてしまった。

後は謎の宇宙人が急に出てきた例の場面ですね。あそこは賛否あると思います。私は話の後半に重要なことをベラベラと説明だけで済ませてしまう形は好きじゃないので、否側ですね。ただ致し方ない部分もあるかなーという気も強いのでここはそんなに不満はないです。

二部の良いところはToBとは異なって仲間はちゃんと仲間である認識があり、エンディングも対称的だなーとスタッフロールを見ながら思った。

 

以上です。色々ゲームをプレイしたので近いうちにまた更新しまふーー。